月末の総点検チェックリスト —— ベランダを一周して“抜け”をなくす
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このページのゴール

- 見える範囲を一周して、細かな“抜け”をゼロに近づける
- 来月のはじめ方を決める(一行メモ)
- その場で片付く軽作業は乾拭き中心で完了
本記事は一般的な点検・手順のみを扱います。各自のルール(共用部・水量・音など)は事前にご確認ください。
準備(道具は属性でOK・合計1〜2分)

- 乾いた布(マイクロファイバー/古T)×2
- ほうき・ちりとり(小さめ)
- 綿棒・紙片(サッシ溝の砂寄せ用)
- 浅いトレー(道具まとめ用)
- クリップボード or メモ用紙(一行メモ用)/筆記具
基本方針:濡らす前に乾拭き・回収。必要な場合のみ軽湿拭き。
所要時間の目安(合計20〜30分)

- 見回り(10分)/軽作業(8〜12分)/メモ(1〜2分)
時間がない場合はAルート(床→排水口)だけでOK。余裕があれば**Bルート(手すり→サッシ→ステーション)**へ。
ルート設計(A→Bの順で時計回り)

- Aルート:床→排水口(最優先の流れ道)
- Bルート:手すり→サッシ→掃除ステーション(日常の見落とし回収)
※「時計回り」で固定すると、毎月の抜けが減ります。
Aルート:床・排水口(最優先)

1) 床面(通路・角・ドア前)
- 砂・葉・小さなゴミは中央→手前へ寄せて回収
- 角に砂だまりがない
- ドア前の出入り動線がクリア
- できること:ほうき→ちりとり→乾拭きで完了
2) 排水口まわり
- 目に見える落ち葉・ビニール片を手で拾った
- カバー上面に付着なし
- 周辺の床面に水を妨げる山がない
- できること:拾う→乾拭き→必要なら軽湿拭きで縁だけ
メモ例:「左奥角→排水口の線上に砂が溜まりやすい」「来月はAルートを左奥スタートに」
Bルート:手すり・サッシ・掃除ステーション

3) 手すり(触れる面)
- 上面に砂・手跡がない
- 乾拭きで手触りがサラッとしている
- できること:布を三つ折りで面替えしながら軽拭き
4) サッシ・レール(外側の見える範囲)
- 溝の角に砂が残っていない
- 綿棒・紙片で手前に寄せる→布で回収済み
- レール手前は平日5分で触りやすい状態
- できること:乾いた作業のみ。濡らし作業は週末へ回す
5) 掃除ステーション(道具の集約と配置)
- トレーの**HOT(毎回)**に布・ちりとりがある
- 小物カップは半分以下の量で取り出しやすい
- 布は三つ折り/フックの布は乾いている
- トレーは通路から半歩外、足に当たらない位置
- できること:布の入れ替え、底紙の交換、配置の微調整
15秒ルール:取り出す→使う→戻すが15秒以内になっているか再確認。
観点別“抜けやすいポイント”早見

- 影になっている角:砂・蜘蛛の巣の残りやすさ
- 手すりの内側カーブ:布の面が当たっていない
- サッシの“溝の溝”:綿棒で角だけそっと寄せる
- トレーの底:紙や新聞で受け、砂を月末にまとめて処分
一行メモのつくり方(来月のスタートダッシュ)

- 事実+行動で1行:
- 「北側角に砂→来月は北側から時計回り」
- 「花粉多め→予備布1枚追加で面替え回数UP」
- 「風でトレーが動く→滑り止めを追加」
- 書く場所はクリップボード or スマホ。次回の開始1分が短縮されます。
5分短縮の小ワザ(翌月の自分にギフト)

- 布を1枚“予備”にして乾いたまま温存(翌月の最初にサッと使える)
- ほうきの向きを通路と平行に立て掛け(取り出し時の引っ掛かり防止)
- 扉側の足元だけ再チェック(見た目の印象が大きく変わる)
時間がない月の“ショート版”(8〜10分)

- 床の通路だけスイープ(3分)
- 排水口まわりの拾い&乾拭き(4分)
- 掃除ステーションの底紙交換&布を整える(1〜3分)
→ サッシ・手すりは平日5分や週末30分に回す
季節トピックの差し込み方

- 黄砂・花粉期:乾拭き用の布を1枚追加して面替え回数を増やす
- 雨が多い時期:濡れ跡は最後に乾拭きで軽く回収
- 台風前後:置きっぱなしゼロを意識し、Bルートを先に
チェックリスト

Aルート:床・排水口
- 床の通路:中央→手前→角の順で回収
- ドア前の動線はクリア
- 排水口:落ち葉等の拾い→乾拭き→周辺の山解消
Bルート:手すり・サッシ・ステーション
- 手すり:上面の乾拭き/手触りはサラッ
- サッシ:溝の角の砂は綿棒で寄せ→布で回収
- ステーション:HOTが手前/底紙きれい/布は三つ折り
来月準備
- 一行メモを残した
- 予備布1枚を乾いたまま温存
- ほうきの向き・位置を微調整
よくある失敗とリカバリー

- 点検中に濡らし始める → 汚れが広がって時間超過
- 対策:点検日は乾いた作業が基本。軽湿拭きは最小限で最後に。
- ルートを毎回変える → 見落としが増える
- 対策:時計回り固定でA→Bの順を維持。
- 道具が散らかる → 終盤の片付けが重くなる
- 対策:使い終えたら都度トレーへ戻す。面を折り替えて置く。
次に読む(内部リンク)

- ベランダ掃除の全体設計(平日5分/週末30分/月1の全体像)
- 朝5分スイープのやり方(通路一往復→手すり→レールの固定手順)
- 排水口“つまらせない”習慣(月1メンテの詳しい型)
- 省スペース掃除ステーションの作り方(道具の集約と配置)
まとめ

- 月末の一周点検で、見落としを小さいうちに回収
- 乾拭き優先でスピーディに仕上げ、必要時のみ軽湿拭き
- **A(床→排水口)→B(手すり→サッシ→ステーション)**の順で固定
- 一行メモを残し、来月の“初動1分”を短縮
今日のチェックが、来月のラクをつくります。無理なく、軽く、一周だけ。

