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海外移住は「目的→国→滞在資格(ビザ)→お金→生活立ち上げ」の順で進めると、夫婦で揉めにくく、失敗を減らせます。

海外移住は、勢いで決めるほど難易度が上がります。
一方で、進める順番さえ守れば「想像よりスムーズ」に進むことも多いテーマです。

このガイドでは、30〜60代のご夫婦が検討初期から渡航後90日までを見通せるように、やることを“一本道”に整理しました。

この記事で得られるもの

  • 何から始めるべきかが分かる(優先順位が決まる)
  • 詰みやすい箇所(滞在資格(ビザ)・お金・医療)を先回りできる
  • 夫婦の合意形成がラクになる(揉めどころを先に潰せる)

注意(大事)

滞在資格(ビザ)・税・制度は国や個別事情で変わります。

最終確認は必ず公式情報/専門家で行ってください。

この記事は「判断の枠組み」と「進め方」を中心にまとめています。

用語(表記の統一) :本文では「滞在資格(ビザ)」「永住権(PR)」「初期費用」「月次生活費」「緊急資金(生活防衛費)」「プチ移住(下見滞在)」で統一します。


まず夫婦で揃える「目的」と「優先順位」

移住準備で最初にやるべきは、パスポートでも物件探しでもありません。
まずは 夫婦で“目的”と“優先順位”を揃えること

ここが曖昧だと、後半で高確率で揉めます。

移住理由を3分類(挑戦/コスト最適化/暮らしの質)

移住理由は、大きく次の3つに整理できます。複数が混ざっていても問題ありません。

  • 挑戦 :新しい環境、第二の人生、学び直し、海外コミュニティ
  • コスト最適化 :生活費を下げたい、税や保険の負担感を見直したい(※個別で変動)
  • 暮らしの質 :気候、自然、治安、医療アクセス、ストレスの少ない日常

ここで重要なのが、「なぜ今?」を言語化することです。
例:

  • 「60代になって体力が落ちる前に」
  • 「子育てが一段落したから」
  • 「冬の寒さがつらい」
  • 「親の介護が始まる前に“拠点”を作りたい」

夫婦でズレが出やすいポイント

  • 片方は「挑戦」、もう片方は「安心」を求めている
  • お金の期待値が違う(「節約になるはず」という思い込み)
  • “住みたい国”より“住み続けられる仕組み”を重視する人がいる

すぐできるTo-Do(10分)

  • お互いに「移住で叶えたいこと」を3つずつメモ
  • そのうち“絶対”を1つ、“できれば”を2つに分類

優先順位TOP5を決めるワーク

次の候補から、夫婦でTOP5を選びます。コツは順位まで決めること。

  • 医療(持病対応・通院のしやすさ・言語)
  • 安全(治安・災害・夜の移動)
  • 気候(暑さ寒さ・湿度・花粉・日照)
  • 予算(家賃・食費・保険・移動費)
  • 日本との距離(直行便、時差、一時帰国の負担)
  • 言語(英語圏/非英語圏、通じる場所の多さ)
  • 食(胃腸に合うか、外食の質、食材の入手)
  • 交通(車社会か、公共交通か、歩きやすさ)
  • コミュニティ(孤立しにくい/趣味がある)
  • 働き方(現地就労・リモート・無職・年金)

ワークのやり方(夫婦で20分)

  1. それぞれTOP5を選ぶ(順位付き)
  2. 1位〜5位を見比べ、差が大きいものに丸をつける
  3. 丸をつけた項目は「なぜ重要?」を1分ずつ説明
  4. 最終的に“夫婦共通TOP5”を作る イメージ

土曜の朝、コーヒーを飲みながらA4一枚に書き出す。気持ちが柔らかい時間帯にやると、話がこじれにくくなります。

    やらないことリスト(後悔を減らす)

    “やること”と同じくらい、“やらないこと”が成功率を上げます。

    • SNSの映えだけで国を決めない
    • 「なんとかなる」で滞在資格(ビザ)を後回しにしない
    • 医療(持病・歯・薬)を軽視しない
    • 住まいをいきなり長期契約しない(短期→中期→長期)
    • 退路(撤退ライン)を作らないまま渡航しない

    移住のタイプを決める(短期〜長期〜永住)

    同じ「海外移住」でも形はさまざま。先にタイプが決まると、必要な手続き・お金・滞在資格(ビザ)が整理されます。

    ロングステイ/二拠点/長期滞在/永住の違い

    • ロングステイ :数週間〜数か月。生活体験が中心
    • 二拠点 :日本と海外を行き来(季節で移る、半分ずつ)
    • 長期滞在 :1年以上の居住を前提(更新込みで設計)
    • 永住(永住権PR) :長期的に住む権利を得る(要件が重い場合も)

    ポイントは「理想」より 続けやすさ
    60代に近づくほど、更新手続きの負担、医療、移動の疲れが効いてきます。

    年齢で現実的な選択肢が変わる理由

    • 30〜40代:働き方の選択肢は広いが、仕事との両立が課題
    • 50代:キャリアと資産のバランスでルートが分岐
    • 60代:健康・保険・更新要件が意思決定の中心になりやすい

    現実的な問い(夫婦で答える)

    • 1年後もその国にいそう? それとも変える前提?
    • 3年後、病院に通う回数が増えても暮らせる?
    • 一時帰国は年に何回必要? 体力的に耐えられる?

    夫婦の働き方(現地就労/リモート/無職)で分岐

    働き方は、移住の設計図そのものです。

    • 現地就労 :収入は得やすいが、言語・職探し・就労制限が壁
    • リモート :国選びが広がるが、税・滞在条件の確認が重要
    • 無職/年金中心 :資産要件や医療保険が主戦場

    To-Do(5分)

    • “理想の働き方”と“現実の働き方”を分けて書く
    • 主申請者を仮決め(後で調整OK)

    移住先候補の絞り込み手順(いきなり国を決めない)

    国選びは、早すぎても遅すぎても迷子になります。
    おすすめは、 比較の型を先に作って 、候補を3国まで落とすやり方です。

    比較軸テンプレ(費用・医療・治安・ビザ難易度…)

    まずはテンプレを作り、同じ軸で比べます。感覚で比べないのがコツ。

    比較シート(例)

    • 予算:家賃/食費/保険/交通/外食
    • 医療:英語対応/病院までの距離/予約の取りやすさ
    • 安全:住むエリアの治安/夜の移動/災害
    • 気候:暑さ寒さ/湿度/雨季/日照
    • 交通:車社会か/歩けるか/公共交通
    • 日本との距離:直行便/時差/一時帰国のしやすさ
    • 言語:日常生活の難易度/行政手続きの難易度
    • 滞在資格(ビザ)の難易度 :要件/更新/家族帯同/就労可否

    点数化のコツ(各項目1〜5点)
    夫婦で別々に採点 → 差が大きい項目だけ話し合う。
    「全項目を議論しない」のが、平和に進む秘訣です。

    情報収集ルート(公的情報/現地在住者/統計)

    情報には“強さ”があります。順番を間違えると誤解が増えます。

    • 最優先:公的情報 (移民局、外務省相当、公式サイト)
    • 補助:現地在住者の発信 (生活のリアル、物価感)
    • 補助:統計・レポート (治安、医療、物価指数など)

    体験談は宝ですが、居住エリア・家族構成・収入で体験は大きく変わります。
    「この人が正しい」ではなく、「自分たちの条件に近いか」で見ましょう。

    プチ移住(下見滞在)で確認すべきこと

    下見は観光ではなく、暮らしの検証です。

    最低限見る場所

    • スーパー(食材の質・価格・胃腸に合うか)
    • 病院(近さ、言語、予約の仕組み)
    • 交通(歩道、段差、夜の明るさ)
    • 候補エリア(昼と夜の差)
    • 住まい(内見、騒音、湿気、日当たり)

    現地でやること

    • 1日だけ“普通の日”を作る(市場→自炊→散歩→帰宅)
    • 夕方以降に歩く(安全と疲労感)
    • カフェで30分、周囲の会話を聞く(言語ストレスの肌感)

    滞在資格(ビザ)は「要件→証拠→手順」で考える

    ここが移住の“関所”です。国ごとに違うため断定はできませんが、考え方は共通しています。

    代表的ルートの全体像(就労/投資/学生/家族帯同 等)

    • 就労系 :現地雇用、駐在、転職
    • リモート系(国により) :一定収入+保険などの条件
    • 投資・起業系 :資金・事業計画・雇用などが条件になる場合
    • 学生系 :学費+生活費。帯同の扱いは国ごとに差
    • 家族帯同 :主申請者に紐づく(配偶者の就労可否が重要)
    • 退職者・長期滞在系(国により) :資産要件・年齢要件・保険がカギ

    この段階で「どれが正解か」を決めきる必要はありません。
    まずは取り得る候補を2〜3に絞るだけで十分です。

    詰まりやすいポイント(資金証明・保険・就労制限)

    • 資金証明 :残高の見せ方、継続性、入金履歴
    • 医療保険 :補償範囲、免責、既往症の扱い
    • 就労制限 :配偶者が働けないと家計が崩れることがある
    • 更新条件 :毎年の手続き負担、滞在日数の要件
    • 書類の形式 :翻訳、公証、期限切れ(地味に痛い)

    手続きが苦手なご夫婦ほど、期限管理を仕組み化するとラクになります。
    例:カレンダーに「申請準備開始日」まで入れる/チェックリストを共有する。

    夫婦での戦略(主申請者/帯同/現地で切替の可否)

    検討の順番

    1. 主申請者は誰か(収入/職/資産/語学/ストレス耐性)
    2. 帯同者の就労可否(働く予定があるなら最優先で確認)
    3. 更新や永住権(PR)までの道筋(目標がある場合)
    4. 途中で切替できるか(国により可否・条件あり)

    合意形成に効く質問

    • 「どちらが手続き担当をやる?」
    • 「働く前提?働かない前提?その中間?」
    • 「更新の手間が増えても、この国を選ぶ理由はある?」

    お金の全体設計(初期費用+月次+想定外)

    移住で最も疲れるのは、実は“お金の不安”です。
    不安の正体は、たいてい 見積もり不足 。数字にすると落ち着きます。

    初期費用の内訳テンプレ(渡航・住居・ビザ・保険…)

    初期費用は「想像の2割増し」くらいで見積もると安全になりやすいです。

    初期費用の箱(例)

    • 渡航:航空券、移動、荷物
    • 住居:仮住まい、敷金・礼金、仲介、引っ越し
    • 手続き:滞在資格(ビザ)関連、翻訳、公証
    • 生活立ち上げ:SIM、ネット、家具家電、日用品
    • 医療:保険、予防接種、常用薬の準備
    • 学び:語学、資格、現地講座(必要な人だけ)

    削れる/削ってはいけない

    • 削れる:家具家電は最小構成、短期滞在のホテルのランク、娯楽費
    • 削れない:保険、安全な住居、通信(仕事や緊急時に必須)

    月次生活費の固定費化(家賃・通信・保険)

    月次生活費は、固定費を固めるほど管理が簡単になります。

    • 固定費:家賃、通信、保険、交通の定期
    • 半固定:光熱費、日用品
    • 変動:食費、外食、交際、旅行

    夫婦で管理する家計の型(おすすめ)

    • 共同財布(固定費)+個人財布(自由費)
      これだけで揉めにくさが変わります。「何に使った?」の摩擦が減ります。

    緊急資金(生活防衛費)と撤退ライン

    安心は、撤退できる余白から生まれます。
    撤退=失敗ではなく、“戦略的な変更”です。

    • 生活防衛費の目安:月次生活費×3〜6か月(家庭の状況で調整)
    • 撤退資金に含める:帰国便、短期滞在、解約コスト、医療費の上振れ

    撤退ラインの例

    • 夫婦どちらかの健康が悪化し、医療が安定しない
    • 家計が計画より◯%上振れが3か月続く
    • 生活ストレスが高く、睡眠や食欲に影響が出る

    税金・社会保険・年金の不安

    ここは個別事情が大きく、断定が難しい領域です。
    そのうえで、検討初期に必要なのは“入口”の理解と、相談の準備です。

    住民票・居住者判定の考え方(触り)

    税・保険の扱いは国と個人の状況で変わります。
    大切なのは「専門性が高い」と理解したうえで、判断を後ろ倒しにしないこと。

    影響が出やすいもの

    • 住まい(拠点)
    • 滞在期間
    • 収入の発生場所(日本/海外)
    • 家族の状況(扶養など)

    国をまたぐと増える“手続きコスト”

    費用だけでなく、作業時間もコストです。

    • 書類の準備(翻訳・公証など)
    • 期限管理(更新、申告、保険)
    • 問い合わせ(言語の壁)

    だからこそ、移住は「やることを減らす設計」が効きます。
    例:支払い方法を絞る/書類の保管ルールを決める/担当を決める。

    不安が強い人の相談先の選び方(公式・専門家)

    不安が強いほど、早めに“相談のリスト”を作っておくと安心です。

    相談前に用意する1枚(おすすめ)

    • 移住の目的(1行)
    • 候補国(最大3)
    • 滞在予定(期間、働き方)
    • 収入源(日本/海外)
    • 家族構成・健康面の注意(差し支えない範囲で)

    これがあるだけで相談の質が上がり、やり取りも短くなります。


    住まい・契約・生活インフラ(最初の1か月で確認ポイント)

    移住直後に問題になるのは、観光ではなく地味な生活インフラ。
    ここを越えると、景色が変わります。

    住居探し(短期→中期→長期の順で安全に)

    いきなり長期契約はリスクが高め。おすすめは段階式です。

    • 短期:ホテル/サービスアパート(まず安全確保)
    • 中期:1〜3か月の賃貸(エリアの相性を確認)
    • 長期:本命の住まい(生活が回り始めてから)

    内見で見るチェック

    • 騒音(昼と夜)
    • 湿気、カビ、日当たり
    • セキュリティ(入口、周辺の暗さ)
    • 近所のスーパー・病院への距離

    銀行口座・SIM・住所証明の“詰みポイント”

    「住所証明がないと口座が作れない」→「口座がないと契約が進まない」
    こうした“詰み”が起こりがちです。

    詰み回避の考え方

    • 先に作れるものから作る(SIM→仮住所→支払い手段)
    • 書類を多めに持つ(パスポート以外の証明)
    • 代替手段を確保(国際対応カード、現金、短期契約)

    運転免許・移動手段(車社会かどうか)

    車社会か徒歩社会かで、暮らしの快適さは別物です。

    • 車社会:免許、保険、駐車、夜間移動の安心
    • 徒歩社会:治安、坂、暑さ寒さ、公共交通の混雑 確認の仕方 :下見滞在で、スーパーまで徒歩15分を実際に歩く。帰り道の暗さも見ておくと安心です。

    医療・保険・持病対応(30〜60代夫婦の最重要)

    30〜60代の移住で、最優先で厚くしたいのが医療です。
    気合いで乗り切る領域ではありません。

    海外医療の基本(仕組みが日本と違う)

    日本の感覚のままだと戸惑います。

    • 予約の取り方、待ち時間
    • かかりつけ医→専門医の紹介(国により)
    • 自費負担の感覚(保険の仕組みで変動)

    「慣れるまで時間がかかる」と見込んでおくと、心が折れにくくなります。

    持病・常用薬・歯科を「日本で済ませる」判断基準

    移住前に、日本でやっておくと安心なものがあります。

    • 歯科の検診・治療(放置すると現地で高額になりやすい)
    • 常用薬の整理(薬名、成分、処方箋、英語表記があると強い)
    • 持病の紹介状や検査結果の保存(PDF化)

    判断基準(シンプル)

    • “急に悪化すると困る”ものは、出国前に整える
    • “現地で代替が効く”ものは、到着後に最適化する

    保険選びで見るべき項目(免責・キャッシュレス等)

    保険は「安いから」で決めると、困る時に困ります。

    • 免責(自己負担)の有無
    • 補償上限(入院・救急・搬送)
    • キャッシュレス診療の可否
    • 既往症の扱い
    • サポート窓口(言語、24時間対応)

    迷ったら「 最初の半年は厚め 」が安心。

    慣れてから見直す方が、精神衛生にやさしい選択になりやすいです。


    日本側の手続き(出国前チェックリスト)

    日本側の手続きは、抜け漏れがあると後で地味に痛い。
    ここは淡々と、チェックリストで片付けましょう。

    役所・金融・保険・運転免許・郵便

    出国前チェック(例)

    • 役所:各種届出、必要書類の取得
    • 金融:銀行・カードの海外利用確認、二段階認証
    • 保険:海外での適用範囲、解約・継続の判断
    • 運転:国際免許/切替の条件確認(国による)
    • 郵便:転送、重要書類の受け取り方法

    小技

    • 重要書類は「紙+PDF」の二重管理
    • 夫婦それぞれがアクセスできる共有フォルダを作る

    モノの整理(売る/預ける/持つ)

    モノの整理は、移住の難所の一つ。感情が動きます。

    • 売る:大物、使わない家電、今後使わない趣味道具
    • 預ける:思い出、季節物、帰国後に必要なもの
    • 持つ:当面の生活に必要な最小限

    おすすめの進め方

    • まず“捨てない”で分類 → 1週間寝かせる → 決める
      勢いで後悔しにくくなります。

    緊急連絡網と書類のクラウド化

    海外では「連絡が取れない」が最大のストレスになりがちです。

    • 緊急連絡先(家族、保険、病院、カード会社)
    • 重要書類(パスポート、保険、処方、契約)
    • 夫婦で共有(片方が倒れても回る)

    渡航後90日プラン(生活を“回す”仕組みづくり)

    移住の勝負は最初の90日。
    この期間に“生活を回す仕組み”ができると、心に余裕が出ます。

    最初の2週間(安全・通信・住居の確保)

    優先順位はシンプルです。

    • 安全:移動ルート、夜の行動範囲、緊急時の連絡
    • 通信:SIM、ネット、連絡手段の二重化
    • 住居:短期滞在を確保し、落ち着いて次を探す

    やること(短期決戦)

    • 地図アプリに「病院/スーパー/警察」などを保存
    • 夫婦で“帰宅ルール”(遅い時間の行動)を決める

    1〜3か月(支出管理・人間関係・習慣化)

    この時期は、生活の基礎を整えます。

    • 支出管理:固定費を確定、予算を微調整
    • 人間関係:孤立しない導線を作る
    • 習慣化:散歩、買い物、自炊、学習のリズム 効くやり方 :毎週日曜の午前に、家計と予定を10分だけ見直す。長時間やらないのが続く秘訣です。

    半年時点の見直し(続ける/変える/戻る)

    半年は節目。合わなければ変えていい。むしろ賢いです。

    • 続ける:暮らしが回り、健康と家計が安定
    • 変える:エリア変更、働き方変更、二拠点に切替
    • 戻る:撤退ラインに沿って帰国(戦略的撤退)

    「戻る」は負けではありません。次に活かせるデータが手に入っています。


    よくある(夫婦で揉めやすい論点)

    “揉めない夫婦”ではなく、“揉めても戻れる夫婦”を目指します。
    最後に、揉めやすい論点を先に言語化しておきます。

    親の介護・一時帰国頻度

    • 親の状況は変わる。計画も固定しない方が安全
    • 一時帰国の頻度は、体力と予算に直結

    すり合わせの質問

    • 年に何回帰る想定?(0/1/2回など)
    • 緊急時に何日で帰れると安心?
    • 帰国費用は緊急資金に入れる?

    治安・差別・言語ストレス

    不安がゼロになることは少ない。だからこそ、設計で減らします。

    • 治安:住むエリアと行動時間で管理
    • 差別:情報収集とコミュニティで孤立を避ける
    • 言語:行政・医療の壁を先回り(通訳、英語対応の病院など)

    不安は悪者ではありません。危機管理のセンサーとして、上手に使いましょう。

    合わなかった時の“撤退設計”

    撤退設計があると、挑戦しやすくなります。

    • 期限:まず3か月、次に半年、1年で評価
    • 条件:健康・家計・精神の安定を指標にする
    • 行動:帰国、別都市、二拠点化の選択肢を用意

    結論:海外移住は「目的→国→滞在資格(ビザ)→お金→生活立ち上げ」の順で進めると、夫婦で揉めにくく、失敗を減らせます。

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